京都で一番高い山、標高924m「愛宕山」の登山ルートを解説するよ。
登山口やトイレの場所についても説明しているから事前に調べておくとよかよ。
愛宕山への交通アクセスについては別のブログ記事で解説しているよ。
最短ルートの登り方は「水尾ルート」→「表参道ルート」で、「清滝ルート」「水尾ルート」は途中で「表参道ルート」へと繋がっているよ。
表参道コース
表参道ルートは「清滝ルート」と「水尾ルート」の合流地点から山頂愛宕神社まで繋がる登山道だよ。
合流地点の「水尾分かれの休憩所」から山頂愛宕神社までの登山時間は30分くらい。
次は、表参道ルートまで行ける清滝ルートと水尾ルートの解説をするよ。
トイレの場所
頂上愛宕神社手前に社務所(しゃむしょ)があり、そこに参拝者用トイレがあるよ。
同じ場所に自販機もあるから休憩にぴったり。
清滝コース
清滝ルートは、清滝トンネルを通って清滝登山口から「水尾分かれの休憩所」まで行くルートだよ。
登山道は階段状になっているところが多いけれども道幅が広めで歩きやすい感じ。
道しるべになる看板がたくさんあるから道に迷うこともあまりなさそうだし、休憩所も一定距離ごとに設置してあるよ。
一番人が多くて人気の登山ルート。
大阪から行くなら嵐山駅から近いこの清滝ルートがおすすめ。
山頂愛宕神社までの登山時間は片道2時間くらい。
清滝ルートのトイレの場所
清滝ルートの登山口「二の鳥居」の付近にある「清滝さくらや青木駐車場」の周囲に公衆トイレがあるよ。
二の鳥居の手前には、自動販売機もあるから水分を持ってきていない場合は買っておこう。
水尾コース
水尾ルートは、保津峡駅方面から「水尾分かれの休憩所」まで行くルートだよ。
清滝ルートと比較すると単調で急な坂道が多い感じがする。
水尾登山口は水尾自治会有料駐車場から奥に入った付近の浄水場のあたりにあるよ。
山頂愛宕神社までの登山時間は片道1時間30分くらい。
保津峡駅から徒歩で水尾コースに行く場合
JR保津峡駅から徒歩で登山する場合は登山口が分かりずらいところにあるよ。
JR保津峡駅から一本道を歩くと画像のような赤い橋があるから、これを渡り切ったところで右に曲がって、少し歩くと左手に細い登山道が見えるからそこから登ることができる。
正規ルートではなさそうだから、上記の自治会バスが通る車道を行くのもアリ。
ネット地図など「水尾荘」と検索すればバスが通る道を辿ることができる。
水尾ルートのトイレの場所
水尾ルートの登山口手前にある水尾自治会有料駐車場にトイレがあるよ。
月輪寺・大杉谷道コース
上記以外にも月輪寺ルートや大杉谷道ルートという登山道があるよ。
月輪寺ルートは急な坂が多い登山道で難易度が高め。さらに熊が出ることも。
読み方は「げつりんじ」ではなく「つきのわでら」。
大杉谷道ルートは私有地だから、ちょっと入りにくい。
清滝トンネルを抜けてから清滝ルートに繋がる「二の鳥居」を入らずに右側の道を行き、清滝川に沿って行けばどちらのルートも利用可能。
清滝川を右手に見ながら行けば途中左手側に大杉谷道ルートに分岐する道と案内看板が見えてくるよ。
大杉谷道ルートに行かずにそのまま清滝川に沿って行けば月輪寺ルートの案内看板や登山口を示す小屋が見えてくる。
この2つの登山ルートに行くなら清滝ルートに行った方がよかよ。
行きと帰りでルートを変えたいなら候補になる。
大杉谷道ルートにある大杉大神というご神木は台風によって倒壊し、切り倒されているから、あまり見どころがないかも。
首無地蔵コース
バス停「槇ノ尾」から愛宕山山頂へのルート。
登山所要時間:2時間30分
地図画像の上側のルートが「首無地蔵ルート」。
参拝のための参道ではないから、愛宕神社による整備もされていない模様。
おすすめできない道と言われているし見どころも少ないから、清滝ルートから表参道ルートを利用する方が良さそう。
地図画像の下側のルートは一旦清滝まで移動して清滝ルートを行く道。
行きと帰りで違うルートを利用するのも良いかもしれないね。
登山口案内看板を過ぎたあたりに首のないお地蔵さんがいて「首なし地蔵」と呼ばれているよ。
心霊スポットではなく、頭がもげているだけ。
お地蔵さんは道しるべになっていて下の方に「左 あたご」など道案内が書かれている。
首無し地蔵ルートでは最初の方に立派な「波切不動尊」という像が見られるんだ。
首無し地蔵コースの駐車場
首無し地蔵ルートは車で行くには道が狭いんけど、バイクなら途中まで行けるぐらいの登山道。
首無し地蔵ルートでは「登山口案内看板」の付近に駐車できる広いスペースがあるからバイクならそこまで行ける。
廃線コース
廃墟探索で人気のケーブル跡の廃線ルートについては、別のブログ記事で解説しているよ。
愛宕山駅ケーブル駅舎跡だけでなく、ホテル跡や遊園地跡への行き方も解説しちゃった。
山頂付近では電話が繋がりにくい
実際に愛宕山に登ってみたところ、水尾の分かれ道あたりから山頂愛宕神社まではスマホの電波が届かないことがあり、グーグルマップの位置情報サービスなどは正常に機能しないことが多かったよ。
電話が繋がりにくいから登山中は迷わないように道を確認しながら確実に進もう。
愛宕山へ登る体力はどの程度か
愛宕山へ登るために必要な体力はどの程度か説明するよ。
愛宕山登山の難易度
何度か登山に行っている人なら苦労もなく登れるくらいの山だと思うけれども、片道2時間以上で往復5時間ぐらい掛かるから、登山初心者や女性にはなかなか難易度が高いと思うよ。
愛宕山関連の公式ページなどを見ると「しんどい山」と書かれているから家族で気軽にハイキングという感覚で行くときついみたい。
1年のうちに何十回も山岳救助依頼が出されているらしいから、十分注意して登山をしよう!
初心者へのおすすめルートは清滝ルート
清滝ルートは道幅も広くて、休憩スポットがたくさんあり、目印になる看板とお地蔵さんがたくさんあるから迷うことはほぼないと言えるぐらい初心者におすすめのルート。
清滝ルートは人気だから登山者も多くて安心感がある。
水尾ルートは急で幅の狭い坂道が多いから清滝ルートよりきつい。
清滝ルートと水尾ルートの合流地点からは表参道ルートの階段が延々と続いて足腰が弱いと途中でダウンしてしまうかもしれないけれども、石段だから休憩もしやすく途中で自販機や広い休憩所があるよ。
子供や赤ちゃんと登る場合
愛宕神社に七五三詣のために3歳や5歳の子供とか赤ちゃんと一緒に登る人もいるけれども、子供は登り始めて5分ぐらいで疲れた感じになるから、終日登山レベルで予定を組んで休憩をメインにして行かないとしんどいと思うよ。
子供や赤ちゃんと登山する場合で、車で行く場合は清滝ルート登山口の駐車場が10:30受付終了になり、営業時間が17:00なのが難点。
水尾ルート登山口は無人営業だから時間に縛られにくいんけど、おすすめルートではない。
深夜に愛宕山を登ってみた
ちけ0では、深夜に阪急嵐山駅から山頂愛宕神社まで徒歩で行ったんけど、しんどいというほどではなかったよ。
朝に下山してお昼から御在所岳(ございしょだけ)登ったらしんどかったです。