新大阪から伊根の舟屋に日帰りで行ってきたよ。
金引の滝にも行ってきたよ。
美しい町並みが有名なスポット。
伊根の舟屋とは
伊根の舟屋とは、京都府与謝郡伊根町伊根地区の伊根湾に沿って並んでいる舟屋たちのことだよ。
舟屋というのは船のガレージのことで、海から船を引きあげて収納できるところだよ。
駐車場みたいなもんさっ。
昔は船が木造だったから海に放置しておくと腐ってしまうから舟屋にしまっていたんだってさ。
ちなみに、2階はもともと漁師道具の置き場になっていたんけど、舟屋としては使わなくなったから、今は宿泊施設として使っていたり、主屋と舟屋で二世帯住宅的なものになっていたりするんだってさ。
舟屋は伊根以外にも点在しているんけど、これだけキレイに残っているのはここだけみたいたよ。
さすが文化財。
伊根の舟屋ができた理由
舟屋は全国にもあるんけど、伊根の舟屋ほど海に近い舟屋は珍しいんだ。
通常舟屋を建てようと思うと、波や潮の満ち引きを考えて、海岸よりちょっと離れたところに舟屋を作ります。あの、あれ、昔の映画やなんかで見るやつ、あんまり見ないけど。
でも、なぜか伊根の舟屋だけが、まるで海に浮かんでいるように見えるほど湾に沿ってできているのは、ちゃんと理由があります!
なぜなら伊根湾は波が立ちにくい構造になっているからなんだ(*´▽`*)
その秘密は伊根湾の形にあって、伊根湾はすり鉢がた(おわんみたいな形)で、波が起きにくい形になっているよ。さらに、伊根湾の入り口のところには青島という無人島(立入不可)があって、それが自然の防波堤になっているそう。
だから、伊根湾はいつもおだやかな海で波がほとんど起きないんだ。潮の満ち引きもあんまりないらしいよ。波や潮の満ち引きが少ないからこそ、海に浮かぶように見えるぐらいギリギリのところに建設できたんだ。
実際に伊根の舟屋の行き帰りに周辺の海を見ていると結構荒波だったんけど、伊根湾はすごくおだやかで波も低くて、太陽光が反射してキラキラしておりました。
つまり、伊根湾の波が立ちにくい形が伊根の舟屋のどこか不思議でインスタ映えする美しい街並みを作ったということね(*´▽`*)
ちけ0日帰りプラン
- 新大阪からレンタカーで出発(8:00)
- レンタカーで伊根の舟屋まで行く(休憩含め約3時間)
- 伊根の舟屋に遊覧船があったから乗る
- ランチ
- 散歩
- 八坂神社で海景色
- 車で金引の滝に行く(約40分)
- サービスエリアで夜ごはん(17:30)
車でのアクセス(レンタカー)
今回はレンタカーを利用して、新大阪から出発したよ。
片道の時間はサービスエリアでの途中休憩も含めてで、3時間ぐらい掛かったよ。
交通費
交通費は全部で2万3千円くらい。
レンタル代、高速道路代、ガソリン代、駐車料金だね。
ガソリン代がりったー168円で高くてびっくりしたよ。
サービスエリア
京丹波PAで途中休憩。
とっても広くて、ゆったりできるパーキングエリア。おすすめたよ。
〒622-0232 京都府船井郡京丹波町曽根 深シノ65-1
行きも帰りもここに寄りましたよ。
駐車場
駐車場は「七面山駐車場」を利用したよ。
8時から21時までは、最初の30分無料で、30分ごと100円。安い。
伊根の舟屋には4時間とちょっとぐらいいたから、1200円くらいかな。
写真だと狭い駐車場のように見えるんけど、奥に行くと広場のようになっていて、結構車は止められる。そしてここにあるトイレがものすごくキレイ。重要。
伊根小学校が見えてからちょっと行ったところに七面山駐車場があるよ。
付近に到着してすぐの駐車場は七面山駐車場より値段が高くて車がいっぱいで入れないよ。
遊覧船
七面山駐車場で、遊覧船というか10人乗りぐらいのボートの案内をしているおじちゃんがいたから乗ってみたよ。
20~30分ぐらいで終わる。
一応、ネットで予約する大きい遊覧船もあったみたいけど、船が大きいと海が遠くなるから、臨場感あって結果的に良かったかなとおもったよ。現地のおじちゃんの話もしっかり聞けました。
おじちゃんがユーモラスだからおじちゃんじゃなくておにいさんだよと言われます。伊根の歴史やお祭りについて色々説明してくれるよ。「青空レストラン」で出演してたおじちゃんらしいよ。船に宮川大輔とヒルナンデス?のサインが貼ってある。
七面山駐車場に止まっている遊覧船は他にも色々あるみたいだよ。
カモメさんにかっぱえびせんでエサやり体験もできてとっても良かった(*´▽`*)
遊覧船に乗っているとカモメさんが集団でやってきて、かっぱえびせんを欲するからポイと投げると瞬速でキャッチしてパクと食べます。よかよか。雑食だからかっぱえびせんでもいけるんだと思う。
ちなみに、ここにいるのはカモメじゃなくて「ウミネコ」だからね!!!!
ウミネコだからね!!
日本にいるカモメっぽいのはほとんどカモメじゃなくてウミネコ!これだけは覚えるんだ!ランチとかどうでもいいからウミネコを刻むんだ!
伊根の舟屋でランチ
ランチは伊根町観光案内所に併設されている「舟屋食堂」に行ってきたよ。
なぜなら、安いから。
ランチ店のおすすめは、安い「舟屋食堂」かお高めの「わだつみ」という感じ。
伊根町観光案内所「舟屋食堂」
伊根町観光案内所は七面山駐車場から道を徒歩1分ぐらい戻ったところにあるよ。
伊根の舟屋でランチを食べるとなるとだいたい2000~3000円は掛かるところしかないけれども、ここの舟屋食堂は1500円だよ。ちょっと安いぐらいだけど。
舟屋食堂の内観
観光案内所の食堂とは思えない感じで内装はキレイだったよ。
4人席に座ると窓から伊根の舟屋の景色がしっかり見える!
オーシャンビューだねー。
ぽちさんは、7人でいったら、奥のほうの席に案内されちゃって白い壁しか見えなかった…。
舟屋食堂ランチメニュー
ランチメニューは、1500円のランチセットと1800~3000円のランクアップメニュ―があるよ。
メニュー名 | 値段 | 備考 |
---|---|---|
舟盛り定食 焼き魚定食 煮魚定食 地魚の唐揚げ定食 とんかつ定食 海鮮丼 | 1500円 | お刺身、うどん、赤だし、漬物付き |
舟屋定食 | 2000円 | 刺身二種、焼き魚、煮魚、お鍋、小鉢、うどん、赤だし、ご飯、漬物 |
伊根御膳 | 3000円 | 刺身三種、焼き魚、煮魚、お鍋、小鉢、揚げ物、蒸し魚、うどん、赤だし、ご飯、漬物 |
メニュー名 | 値段 |
---|---|
生ビール | 800円 |
瓶ビール | 700円 |
ノンアルコールビール | 500円 |
チューハイ(レモン・梅) | 400円 |
日本酒(一合) | 500円 |
京の春(300ml) | 800円 |
伊根満開(300ml) | 900円 |
焼酎 | 700円 |
オリジナルワイン(グラス) | 600円 |
ウーロン茶 コーラ オレンジジュース コーヒー | 400円 |
上記ランチメニュー以外にもアオリイカを使った秋限定メニューもあったんけど食あたりで腹痛になってたから、あんまりおすすめではないかもしれない。
舟屋食堂ランチは、おいしいかおいしくないか
ぽちさんは、「地魚の唐揚げ定食」を注文したよ。
海の町だから、お刺身いっぱいの舟盛り定食や海鮮丼も良いなーと思ってたんけど、どれもお刺身付きだから、あんまり食べる機会のない唐揚げを食べることにしたよ。
お刺身は新鮮な魚だからちょっと歯ごたえのある食感で、とってもおいしいかったよ。
歯ごたえがあるって言っても固いわけじゃなくてほどよい弾力があってぷりぷりのやつ。ぷりぷりですどうも。
地魚の唐揚げはホクホクでおいしいかったんけど、骨がグサグサ攻撃してきて食べにくいかった。
魚だから骨があるのはしようがないんけどね。
うどんはおいしくはなかったから、唐揚げ用のポン酢みたいなのをチョット足したらちょっとおいしくなりました。うどんはおまけだから。
お刺身がとってもおいしいかったから、舟盛りか海鮮丼が良かったかなと思うました。
わだつみ
「鮨割烹 海宮」すしかっぽうわだつみって読むんだよ。難しい。
わだつみの外観
外観は舟屋をイメージしたような建物で海ギリギリに立っているよ。
2階はオーシャンビューだし、1階はベランダみたいになっているところもあって、良い写真撮影スポットになるね。
わだつみのメニュー
入店したわけじゃないから、わだつみのメニューは2種類しか確認できなかったんけど、ちゃんと板前さんが寿司を握るだけあって、お料理のクオリティは高いみたい。
舟屋御膳2200円とわだつみ寿司御膳3300円たよ。
お高いけど、せっかく伊根の舟屋に来たからわだつみでちょっと贅沢をするのもよかよか。
その他
他にも干しなまこ丼専門店「活魚料理 なぎさ」やチーズケーキなどのスイーツが食べられるカフェ「guri」、舟屋がカフェになっている「伊根の舟屋 雅」なんかがあったよ。
なまこ丼専門店「活魚料理 なぎさ」では、アクセサリーにも食用にも使える「干しなまこストラップ(700円)」なるものが…
八坂神社
八坂神社も徒歩で行ける距離にあるから伊根の舟屋の散策のついでにささっと登ってみたよ。
八坂神社さんはだいぶ老朽化しているみたいで、鉄パイプに助けられていました。
そのうち改修するのかな。
八坂神社までの石段を登っていく途中に伊根の舟屋を一望できるスポットがあるよ。
天然の展望台だね。石段と神社は天然じゃないんけど。気軽にいけるからおすすめ。
金引の滝
金引の滝(かなびきのたき)とは、「日本の滝100選」にも選ばれた有名な滝スポット。高さ40メートル、幅20メートル。
伊根の舟屋から車で45分、天橋立を超えたあたりにあるよ。
車で到着したら、5分くらいで滝に着くから、帰りの余った時間にぴったりたね。
金引の滝のすぐ手前には、金ぴかの神社的なものがあります。ここを登ると良い感じに金引の滝を眺められるよ。
長年滝で研磨されてきた、岩がテカテカで無骨ワイルド!
素晴らしい滝だね!
まとめ
日帰りでも十分楽しめる伊根の舟屋でしたー。
釣りをするのもよし、舟屋に宿泊するのもよし、天橋立に行った後フラッと立ち寄るのもよし。
町並みの景色がとってもおだやかで癒されるから、計画はあんまり詰め込まずにゆったり散策してまったりして頭からっぽのほうが夢詰め込めるのがベストかなと思うよ。
いってらー。
アクセス
伊根の舟屋(伊根町観光案内所)
住所:〒626-0423 京都府与謝郡伊根町平田491
電話番号:0772-32-0277
金引の滝
住所:〒626-0034 京都府宮津市滝馬